日本映像職能連合 について
日本映画・テレビ編集協会は映職連に加盟しています。
映像の仕事に携わる人達は、監督、撮影など各パートごとに集まって、それぞれ協同組合を結成しています。その8団体、監督、撮影監督、照明、録音、美術監督、編集、スクリプター、シナリオの各協会が集まった連合体が「映像職能連合」です。
法人格のない、いわゆる「任意団体」ということになります。
1、映像製作に関する協同研究
2、加盟団体相互の情報交換
3、映像製作条件の改善
4、最低報酬の確立
5、契約条件の完全
6、新人の育成
を目的に活動しています。
映職連関係図
各協会から3名づつ派遣された役員(幹事)が、月1回開催される定例幹事会に参加して運営されています。
その時々に取り組んでいる課題の検討の他、各協会活動状況の情報交換や、映職連として加盟している「映像三団体連絡会(映像三団体)※詳細下記にて」「芸能関連労災問題連絡会(労災連)※詳細下記にて」「映画スタッフ育成事業」の状況も報告されます。
最高意思決定機関は、毎年行われている総会です。
2年の任期で会長1名、副会長7名が選出されます。
その他に、「稼働表委員会」「未払い問題対策委員会」などが、必要に応じて独自に活動しています。
<映像三団体連絡会(映像三団体)>
映像三団体とは「映職連」「映画演劇関連産業労組共闘会議(映演共闘)」「日本俳優連合(日俳連)」の3団体で構成されています。
情報交換を目的に1981年に結成されました。
映画券への割引入場パス「AV3カード」の発行母体です。
月1回の定例会議が開かれており、映職連から担当者が出席しています。
< 芸能関連労災問題連絡会(労災連)>
1989年、芸能関連各団体によって「芸能の製作現場における安全対策の確立」「事故発生時の補償制度の確立」を共通の目的として発足。
労災問題の情報センターとしても機能しています。